ポスティングに絡めた、シングルハンドでの、
馬の誘導のお話の最終回です。
今日の写真の馬の感じと、次の写真(6/9登場)の馬の感じとの違い
わかりますかねぇ?
(どちらも、右手にはカメラを持っています)
今日の鹿毛の写真は、左手前蹄跡行進から輪乗りの輪線に入ろうとして
左手(コブシ)をグイッと、左方向にスライドさせた瞬間です。
手の位置がわかりますよね。
次の栗毛の写真は、小さな右手前輪線に入った瞬間です。
左手(コブシ)の位置が映像に入らないんですよ、残念ながら。
左手は右側には来ていないんです。
シングルハンドで乗っていて、曲がろうとしたとき(輪線を描く)
行きたい方向に、コブシをスライドさせるということは
外方のハミを引っ張ってしまい、馬の鼻先が外側に向いてしまう
内方のハミは外れてしまう
結果、内方の肩から落ちるように
バランスを崩しながら、倒れ込みながら進んでいく、ということで。
ちなみにウェスタンのシングルハンドも
こんな手の動きはしません、老婆心ながら。
ウマをいじめないためにも、ご用心、ご用心。