そもそも論MOSACCHIのハザードとは?その8 『ポスティング』の3回目・最終回

ポスティングに絡めた、シングルハンドでの、

馬の誘導のお話の最終回です。

 

今日の写真の馬の感じと、次の写真(6/9登場)の馬の感じとの違い

わかりますかねぇ?

(どちらも、右手にはカメラを持っています)

 

今日の鹿毛の写真は、左手前蹄跡行進から輪乗りの輪線に入ろうとして

左手(コブシ)をグイッと、左方向にスライドさせた瞬間です。

手の位置がわかりますよね。

次の栗毛の写真は、小さな右手前輪線に入った瞬間です。

左手(コブシ)の位置が映像に入らないんですよ、残念ながら。

左手は右側には来ていないんです。

 

シングルハンドで乗っていて、曲がろうとしたとき(輪線を描く)

行きたい方向に、コブシをスライドさせるということは

外方のハミを引っ張ってしまい、馬の鼻先が外側に向いてしまう

内方のハミは外れてしまう

結果、内方の肩から落ちるように

バランスを崩しながら、倒れ込みながら進んでいく、ということで。

 

ちなみにウェスタンのシングルハンドも

こんな手の動きはしません、老婆心ながら。

 

ウマをいじめないためにも、ご用心、ご用心。


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