SUNNY’S RIDING(乗馬の小ネタ)

2024年12月11日
ハミで馬と会話する・前編

手綱を通して、ハミで馬の口に触れて、その馬の頭の中と会話する。

ハミや手綱などの道具って、便利ですねッ!
うまく使えば人間の言葉をしゃべらない馬と、会話できる、、、よーな気がする (^^♪

でも、それには、馬の頭の中から口を通して、口に接しているハミ、そして
ハミとつながっている手綱…その手綱の扱い、この手綱から伝わってくる馬の言い分を、
きめ細かく・繊細に、己の指の腹を使って感じることが、肝(キモ)なんだと。

でも、まず肝要なのは、手綱の何処を持ったら(所謂 手綱の長さ)、馬の口から伝わってくる情報を
キャッチできるのか?って、ことで、初心者の皆様には、なかなか難しいところです。
手綱をしっかり(初心者ライダー感覚で)持っていれば済む話ではなくて。

そこで、一つの提案です。
手綱の何処を持てば、繊細な馬からの情報をキャッチできるのか?

まずは、映像のように、普段手綱を持つ位置よりちょっとだけ後ろの位置(コブシ半分くらい)の位置で
片手で手綱の先端を持ち、その下にもう片方の手を、ご覧のように添えます。

…ライダーの姿勢が崩れていたらNGですよ、ここも肝要。

そして、手綱の先端を1ミリずつゆっくりと上に持ち上げていきます。
そのあとは、明日にッ


2024年12月12日
ハミで馬と会話する・後編

昨日から続きの、手綱の持つ位置。

手綱の先端を、徐々に、1mmずつ、ゆっくりと、上に持ち上げていくと
どこかの時点で、もう一方の手の指の腹に、釣りでいうような『アタリ』があります。
ここが、馬の口角にハミが当たった時、ハミからの馬の言い分が聞こえてくるポイントです

初心者の皆さんが思っているより、手綱が緩んでいるでしょ?
でも、十分に、馬の言い分はわかります。
とりあえずこのポイントをベースとして、手綱を持ちます。

で、実際に運動を開始する場合は、正規のコブシの位置に、つまりコブシ半分、前方にコブシを置きます。
コブシの位置、大事です。
コブシの位置が狂うと、馬の言い分が間違えて聞こえます、つまり、コンタクトが狂います。

その要因として
ライダーが前傾する・いずれかの肩の位置がずれる(特に外方の肩が内方前方に移動する)
ライダーの肘の位置がずれる(前後左右に)・何かをするために意識せずに手首をこねくり
動かす・馬の動きについていけない等々、様々あります。

ブリティッシュ・インストラクターさんが口を酸っぱくして仰る、『コブシの静定』これ、ただの乗馬にも重要なんです。


2025年12月26日
【乗馬の小ネタ シリーズ】  〜 ケンタウロスのようになりたいですか? 前編 〜

小春日和の昼下がり、ポカポカな日差しを浴びながら
『初級者向け障害レッスン』を終った健太は
障害練習馬場を見下ろせる一段高い芝生のベンチで、
「あぁ〜今日も、イマイチだったなぁ〜、なんか、モヤモヤするなぁ〜
はっきり言って、あの馬とはウマが合わないんだよなぁ〜、、、
あいつ、馬のくせにやる気ないんだよなぁ〜、、、
こっちはいつもやる気満々なのに。。。」とか、ぼそぼそ独り言ちながら
ケンタに寄って買ってきたチキンをグイッとかじり
缶ビールもグイッと飲んだ。

とかなんとか、先ほどの騎乗を思い起こしつつ、チキンをかじりつつ、ビールを飲みつつ
日差しを浴びていると
下の馬場では『選抜ジュニアライダー 障害レッスン』が始まっていた。
とろっとした眼差しで、人馬を追う。
「あぁ〜、若い子たちは上手いなぁ〜、、、人馬一体って、あんな子たちのことを言うのかなぁ〜
オレも若い頃からやっていればよかったぁ〜、、、」なんて、いまさら言ってもさっ、なんてことを。

で、と、その時、健太は己の目を疑った、、、ジュニアライダーたちに交じって、なんか、
ハイブリッド一体型のちびっ子人馬がいるじゃぁ〜ないかッ!?
こ、これが、あの噂の、ちびっ子ケンタウロスかぁ〜?!!!
障害のコースを縦横無尽に、コース取りなんか関係なく、
ぴょんぴょんピョンピョン跳び越えているじゃぁ〜ないですかっ!


健太は思った、いや、念じた、渾身の力で全身全霊で。
「神様お願い、オレもケンタウロスになりたいッ!」
捨てる紙クズあれば、こんな健太でも拾って戴ける神様がいらっしゃる。
彼は、ケンタウロスになった。

そして、障害コースを縦横無尽に駈け廻った。。。
(後編に続く)


2025年12月27日
【乗馬の小ネタ シリーズ】  〜 ケンタウロスのようになりたいですか? 後編 〜

ケンタウロスになった健太、数十センチほどの高さの障害を
十数個ほども跳んだ頃だろうか。
最初の数個は楽しかった、ピョンピョン思いのままで。
でも、十個ほど跳んだら、息が切れてきた。
そして、バーに肢が当たった、バーを落とした、肢が痛かった。
こんなのやめたいなぁ〜って、思った。そして、思い出した。
子供の頃にやらされた、ハードル競走を。
健太は陸上競技やチームスポーツが苦手だった。
だから、乗馬をやりたくなったんだ、運動音痴でもなんとかなるんじゃないかと思って。

動物好きの健太、好きな馬と一緒になにかやりたいな、友達になれたら嬉しいな、、、そして始めた乗馬
乗馬に行き詰まり、馬との関係が上手くいかないと思った時
あんなになりたかったケンタウロス、人馬一体のケンタウロス。
でもなって、健太がわかったことは、
『ただ、自分でハードル跳んでいるだけじゃぁ〜ないかッ!』ってことだけ。

『こんなのオレのやりたかった事じゃないッ!』って叫んだ時
ベンチの上で目が覚めた健太。
予定調和なお話でした、おあとがよろしいようで (^_-)-☆

次回・後編に続く最終回がありますので、乞うご期待☆


2025年12月28日
【乗馬の小ネタ シリーズ】  ~ ケンタウロスのようになりたいですか? 最終回 ~

健太、乗馬クラブからの帰り道。
アパートへの最寄り駅の階段を降りてから、
行きつけのホルモン屋に寄った。
仕事や乗馬でうまくいかない時、ちょっと考え事をしよう
…いや、単に呑み食いしたいだけ、ひとりで。寄る店。
濛々と煙が立ち込める中、丸椅子に座ると、おばちゃんが。
「いつものね?」って。
いつもの…とは、ホルモン盛り合わせ(ニンニク増し)と
いつものなかのいつもの吞みモノ『焼酎Wのビール割』
焼酎にビールを入れることを、ビールで割るというのか?どうか?
アッシから言わせれば、『ホッピーの高級版』ですな。
「今日のホルモン盛り合わせは、レバとタンモトとハツね、いい?」って、
おばちゃんが、再び。
おばちゃんっていっても、健太の好みだから、イヤも応も、盛り合わせに対しても、ないし。
七輪に載せた焼き網を通して、煙がもうもうと。
コロナなんか関係なかったから(おばちゃんの主観的に)テーブル上の排煙設備とか全くないんですな。
煙を通して遠くを見ながら、でも目の前の『いつもの』をグイグイっと呑んで、レバを焼き網に載せる。
じゅ~ッ 煙煙煙
「あの夢はナンだったんだろぅ?」健太は思いだしながら、レバを10秒後にひっくり返し、
ひっくり返されたレバがジュッとジュと2回いってから、ニンニクダレにつけて、そして口に運んだ。
レバをかみしめながら「うん、レバは焼かないに限る」、、、おばちゃんが聞いたら、卒倒しそうな言葉だ。
「夢で、オレは憧れのケンタウロスになった。でも、最初は楽しかったけど、最終的には全然つまらんかったなぁ、、、
なぜだかわからんが、今でもバーに引掛けた左足の指先が、ズキズキするし、、、
あれ?オレの左足って、ケンタウロスのナニ肢なんだろう?」
今度は、タンモトを焼き網に載せた。タンモトは牛タンと違いリーズナブルで、しかも牛タンに負けず劣らず旨い。
このホルモン屋の醍醐味のヒトツだと、健太は思っている。でも、この際そんなことは、どーでもいい。
そして、ハツも載せた。
「ケンタウロスって、ハツ…もとい『心臓』はいくつあるんだろう?ふたつか?だって、そー見えるよなぁ?
レバは?シマチョウは?循環器系はどーなっているんだ?消化系の器官はよっぽど長いんだろーなーッ!!!
お尻拭くの、どうするのかなぁ?(昨日の淑女ケンタウロスとかは?、、、さらに遠い目になる)
…いや、ちょっと待てよ、神経系統はどーなっているんだ?!」
ハツとタンモトを交互にニンニクダレにつけては口に入れ、噛み応えのあるモノをグニグニ噛みながら考えた。
そして、ハツを噛みながら、ハッ!と気づいた。
気づいたときに箸をバシッと振り下ろしたので、ニンニクダレを入れた皿がはじけ飛んだ。
おばちゃんが寄ってきた、健太は悟った修行者の顔をしていた。
おばちゃんがズボンに沁みついたニンニクダレを一生懸命おしぼりで拭いてくれているのにも気付かず。
「ケンタウロスの神経系統は1系統なんだッ!オレの頭脳からケンタウロスの五体四肢の末端まで、一直線に!
「乗馬は違うんだッ オレの頭脳から発せられた信号はオレの手足五体を通じて、
そして馬具から馬体を通して馬の頭脳に働きかける、、、
そして、信号をキャッチした馬の頭脳が、ナニをどうして欲しいかを理解し、
そのライダーのリクエストを受け入れ自ら実施しようと考えたら、己の五体四肢に指令を発するんだッ!」
「オレは、馬の頭脳に働きかけるのを忘れていた、ただただ、馬の肢を直接的に動かしたかっただけなんだ。
馬の後肢に働きかけるために外方脚を引く?じゃないんだよなぁ~ッ!『馬の頭に』なんだよなぁ~☆
馬とのコミュニケーション、難しいけど、、、思うようにならなくて落ち込むけど、、、
馬とつながった、コミュニケーションとれたと思った時はHAPPYな気分になれるんだッ
これが乗馬の面白さなんだよなぁ~ッ、、、『人馬一心体』なんだよなぁ~♡」
「健太さん、レバが焦げてるワョッ!」 
馬との事なんかよりもっと重要な?大事件を知らせるおばちゃんの声が背後でした。
健太は振り返り、ほほ笑んだ。                      
                                  了
                                  (お話と映像は全く関係ありません)


2026年01月04日
『人馬関係の修復』~その1 SUNNY’S RIDING(乗馬の小ネタ)シリーズ

人馬関係ではなく、仲の良い人人関係が壊れそうなとき、
気まずくなる時、一方の人間がする、悪化を意図せぬ言動行動振る舞いが原因で
お互いのボタンの掛け違いが始まり、なんとなく、、、ギクシャクってことが。
人間同士だから、口が利けるからって、
どちらかが『気分悪いから、あんたとは口も利かないョ』なんて言っちゃうことは、ほぼないと思うんです。
でも、ただ、仲が良ければ、お互い腹の中を探り合って、関係修復に努めると思うんです。

で、これが人馬関係になるとどうですか?
アッシのつたない経験からでは、関係が悪化するのは、どちらか一方が云々ではないんです。
多くの場合、原因作るのは人間なんです。
馬の、嫌がることをする、痛いことをする、苦しいことをする、気持ちを全く顧みない、、、
すると、馬は、人間(その人、または全体)をイヤに、嫌いになっちゃうと思うんです。
人間の言うことなんか聞きたくない、やりたくない、やらせない、、、
人間との関係を修復しようなんて、爪のいや違った、蹄の先ほども思わないんです。
言葉も話せないので、宣戦布告はしませんし、徐々に態度で示すんですよ。

人間が近ずくと、反転する、逃げる、威嚇する、、、
手入れしようとすると、馬装しようとすると、動く、口を出す、肢を振る、、、
ハミをつけようとすると、首を上げる・振る、口を噛み締める、、、

また逆に、何らかのきっかけ(⇐悪い条件付け…これも別の機会に)で、
自分(馬自身)が(その、あるいは全体の)人間よりポジションが上だッ! って
思っちゃっても、関係は崩れますよね。
最終的には人間のポジションが馬より上でないと、いろいろ困っちゃいます。
馬の行動に出ます、特徴的なのが、片目で人間を睨み、その目の側の肩で人間を押してくる。

この写真の馬、先月某日の様子です。
雨の影響(凍結⇔融解の繰り返し)で、馬場や放牧スペースのコンディションが悪く
丸々3日間、馬房に詰め込まれた状態のある午後、馬房から出して馬装しグジャグジャな馬場で乗りました。
乗る時も、乗ってからも動かず、ハミに譲った状態・姿勢を保って、ゆったりとした常歩を淡々と繰り返す。
アッシは感動しましたよ、褒めまくりました。
1年半ほど前、関係が上記のような、グジャグジャになった人馬、、、
その時彼がどんな状態になって、アッシと彼がその後ナニをしてきたか?を、
これからお話ししていきますね。


2026年01月05日
『人馬関係の修復』~その2 SUNNY’S RIDING(乗馬の小ネタ)シリーズ

この馬、やっとドングリ眼みたいになってきたけど
1年前はもっと、アッシから見れば三角目の白眼視の片目視って感じの顔つきでした。

2024年3〜5月の間、5月下旬のエンデュランス大会に出るっていうんで、
彼を追い込んだトレーニングをしていたんですが、
無理にやり過ぎたんでしょうな、もしくは変な条件付けしちゃったんでしょうな。
だんだん(というか、以前からヤンチャでしたが)、
コントロール不能で、彼のやりたい放題になっていっちゃたんです。
その1に記載の現象が随所に。
典型的だったのが
・肩で押してくる(馬房とか繋ぎ場で首を擦り付けてくるのも含め…これ、別の機会に詳細を)
・手入れ・馬装・乗る時、動き回る
・当然、乗っても好き勝手やりだす
お客様が大会に出られるのに、乗る時に動き回られたらお話にならないじゃぁないですか。
で、取敢えずは、乗る時に動かないように、急場凌ぎのように彼を矯正していったんです。
で、だましだまし、お客様がなんとか乗れる状態をキープしていったんですが。
お客様が、彼に乗ってトレーニング中に、ナニしちゃったわけです。
高速速歩中にコントロール不能になり、横っ飛び。
で、大会には彼を出せませんでした。

その後、アッシはどうしたか?どーなったか?
そもそも、彼が乗られようとする時に動き回る、
それをまずなんとかせにゃぁ〜いかんなぁと、思い
その時静止していられる、が、出来るように、
具体的には、乗る時の動作を細分化して、ひとつひとつ条件付けしていくわけですが。
詳細は、次回に譲ります。
吉と出たか?凶と出たか?は明日のお楽しみ。


2026年01月06日
『人馬関係の修復』~その3 SUNNY’S RIDING(乗馬の小ネタ)シリーズ

乗る時に動くもナニも、馬場に行くと
停まっていられないウマになっちゃっていたんですョッ!

余談ですが、アッシの経験では、エンデュランス…長い距離の、に出て
走ってくると、その馬はよく、マインドが壊れちゃっていました。
なんでもいいから、ドタバタ前に動くだけのウマになっちゃう。
そりゃそーです、何時間もそういう条件付けが繰り返されていた結果ですよ。
で、そうなっちゃったウマのマインドの修復には、半月~2か月くらいかかっていました。
でも、今回のこのウマの壊れ方は、その比じゃぁ〜ないなぁ〜って。
どのくらいかかるだろう?って。

とにもかくにも、修復作業に取り掛かったわけです。
彼に乗る、そのどの時に動くか?を動作を分解しながら検証し、
その都度、条件付けを繰り返す。
1.彼の左わきに立った時
2.踏み台を置いた時
3.踏み台に乗った時
4.手綱を少し持った時
5.手を鞍に置いた時
6.左足を鐙に掛けた時
7.手にウェイトをかけた時
8.体重を鐙に預けだした時
9.完全に鐙に立った時
10.右足を上げた時
以上、ここまで、1~10全部引っかかって、一つ一つプレシャーアンドリリース、ですよ。
で、最後の場面。
11.鞍にお尻を載せようと…その、まさに乗る直前に、前に動く!
手綱を少しきつめに持てば、後退するし。(そもそも手綱の持ち加減は非常に微妙だった)
お尻を鞍に載せたつもりが、そこには鞍がない状態なんです。
心底対応に難儀しました。
だって、力が抜ける瞬間にバタバタと前に。
そりゃぁ〜、何回目かで、アッシはナニしましたョ。
アッシは相当ショックを受けました。
プレッシャー&リリースとか、どうすればいいの?って。
つまり、打つ手が全然思い浮かばなかったんです。

で、それで、どーしたか?
当分(ってどのくらい?)彼に乗るのは、やめよう!って。
全然アッシのことを信頼していない、ニンゲン嫌いになってしまった、
彼の勝ちです。


2026年01月08日
『人馬関係の修復』~その4 SUNNY’S RIDING(乗馬の小ネタ)シリーズ

彼に乗るのをやめた理由、それは、
彼との関係修復に自信がなかったから。
彼に嫌われきっている、
アッシ(他の人間も)に乗って欲しくない、
人間の言うことも聞きたくない。
こうなっちまった、彼のマインドを
どーすれば、修正できるか?
付け焼刃、その場凌ぎ、対症療法では
ドーにもならないところに来てしまっている。
そー思えたので。

でも、乗らないからって、彼とナニもしなかったわけではなく。
最初の最初、
所謂『初期調教』からやり直してみよう、と。
この本の内容を指針にして、直接お話しいただいたことを糧にして。
この中から、まずは
『ファースト コンタクト』『パーソナル スペース』『ゼロ スピード』『馬具への馴化』を
彼に、理解実践してもらえるように。
それ以前に、アッシが理解実践できるように。
少しの時間でも、少しの内容でも、少しずつ。
さぁ〜、これからやるよッ! ってことではなく、
つまりアッシのマインドを上げて接するのではなく
マインドはそのまま、できれば下げておいて、平常心のまま
その場その場を大切に。


2026年01月10日
『人馬関係の修復』~その5 SUNNY’S RIDING(乗馬の小ネタ)シリーズ

『ファースト コンタクト』『パーソナル スペース』『ゼロ スピード』『馬具への馴化』
とかいったって、アッシが教本通り100%できるわけじゃぁ~ないのですが。
M先生からは、ダメ出しレベルなのでしょうが、
アッシとしては、『そこそこできた』と思えたので
(↑これ、乗馬では大事な感覚ではないかと!ただ、独りよがりはダメョッ)
横からのアプローチを含めたリーディングをやり始めました。
前肢に働きかけての後肢旋回
後肢に働きかけての前肢旋回
それから、これも『そこそこできた』と思えたので。

次はナニをしたかといえば、丸馬場でのリバティーワーク。
簡単に言うと、調馬索を使わないサークル運動です。
ただ、アッシのマインド・考え方はそれまでと180°転換しました。
以前は、とにかく、『馬をハらせない』『馬のパワーをそぐ』ということが
メインテーマで、世間でよくいう『馬の追い運動』ってやつを必死にやってました。
なので、馬が疲れる(と見える)まで、追い鞭使おうが目ヂカラだろうが
総動員して、馬を走らせていました。
だって、20年程前に、そー習ったんですから。

でも、それは、やめました。
ある時、M先生に言われたんです。
『フクダさんが丸馬場にはいると、馬がとっても緊張しますねっ!』て。
これ、誉め言葉じゃぁ〜ないですよ、改めなさいって、こってすよ。
馬は動く、馬を動かせる、かもしれない、でも、馬の本心ではない、ってこってすよ。

で、丸馬場でのリバティーワークや調馬索運動の時には、馬を追わないことにしました。
これは、どの馬に対しても、です。
追わないけど、合図は出します、フェーズを使った。


そして、アッシと彼がソレに慣れてきたころから、
リードロープを使ったショートレンジでの円運動にも、チェレンジしていきました。(1枚目の写真)
以前は、こんな接近した場所で馬を廻すなんてことは、とてもとても、怖くてできませんでした。
でも、今は、なんとなくはできます。
馬は全然、暴れませんよ。
結果、2枚目の写真のように、3日ほど馬房に詰め込まれた後のリバティーワークでも
暴れずに円運動しています。

次回はいよいよ最終回ですな。


2026年01月12日
『人馬関係の修復』~その6 SUNNY’S RIDING(乗馬の小ネタ)シリーズ

彼に乗らなくなって、
グラウンドワークのみで約10か月が経過したころ
昨年の2月から、彼に乗り出しました。
グラウンドワークが100%上手に、人馬でできたわけではないけれど。
リードで繋がっていなくても、なんとなくは、伝えられる。
(グラウンドワークはもちろん並行してやっています)


最初のうちは、乗る時に動かないかな?を一個イッコ、チェックしていって。
何事もなく、乗ることができて、しかもそのまま止まっていられる。
手綱がダラダラでも。
それが、できたら、落ち着いて常歩出来るかな?
曲がれるかな?止まれるかな?
落ち着いて速歩できるかな?
肩内出来るかな?腰内出来るかな?
歩度を伸ばしたり、詰めたりは?
斜め横肢出来るかな?
ひとつひとつ、丁寧にブロックを積み上げるように。
前回出来たことが、今回できなかったら、二段階後退して。


で、最近、他馬と同じアリーナだったらどうかな?って。
アッシは、満足しましたョ、イッパイ褒めました。
他馬よりも、こちらを向いていてくれる。
前の馬を気にしない、追いかけない。


今の彼なら、人間不信が融けた(とアッシには思える)彼なら、
お客様にイッパイ可愛がっていただけそうです♪


コピーはできません。