初心者の方向け≠シリーズ 『踵を下げる≠足を突っ張る≠鐙を踏む・最終編』

『ちゃんと、鐙を踏んでください!』 って。

インストラクターさんから言われたりして。

『鐙を踏む』って、なんだぁ〜?知らん。

言われたアッシは思いましたョ

『そーかっ☆踵をもっと下げろってことだなッ☆☆初心者には踵を下げろって言って、

初級者には鐙を踏めって、言うんだなッ☆☆☆もっと足を突っ張らないとッ☆☆☆♪

アッシはもう、初級者なんだぁ〜ッ♪♪』

なんで、こんなことが、おきちゃうんでしょーかね〜〜〜???

 

『鐙を踏む』と、いうのは、ただただ鐙を『踏む』んです。

足を突っ張って踵を下げるのは『踏むぅ〜〜〜ッ!』って語感です。

そう、『踏む』のは一瞬『踏む』その時だけ。

地面を踏んで歩く、右足一瞬踏んで左足一瞬踏んで、の繰り返し。

 

写真の1枚目は、ただ鐙に足裏を置いているだけ、若干踵が下がっています。

写真の2枚目は、鐙を踏んだ瞬間、踵がグイッと下がっています。

『鐙を踏む』というのは、1枚目2枚目の繰り返しです。

脱力して鐙に足を置いていると、馬の動きに合わせて、

ライダーのウエイトのベクトルが座骨から太もも・ふくらはぎの裏側を通って

踵から下に降りていきます。

そのベクトルに合わせて、踵が下がる。

その動きは速歩が一番わかりやすく、1拍ずつライダーのウエイトが両足一緒に通って落ちていきます。

常歩なら、左右交互に2拍目と4拍目。

駈歩なら2拍目から3拍目にかけて。

その際、下への動きに合わせて、脚を下方向に使うと、『推進脚』になる訳ですな。

『脚は下に使う』に、繋がるわけです。(この話、軽速歩は脇に置いておきます)

ちょっと難しいです、挟み込むように、あるいは叩くように上に使ったほうがやりやすいんです。

『推進脚』の話は、またいずれ。


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