ライディングスキルが一定以下のライダーさん達のグループ走行(外乗)を
先導(ガイド)する人馬(必ずしも先頭である必要はない)は、そのグループ・馬群のα(アルファ)になる必要がある、
というのが、ボクの考え方です。
馬群(馬の集団・群れ)の中のαって存在の馬、ご存じですか?
馬群のリーダーとは別の馬です。
近年のホーストレーナーさん達が重視している存在の馬。
αとは
馬群の司令塔的な存在。
他馬たちから一目置かれている存在。
他馬に移動すべき方向とスピードを提示する存在。
つまり馬群全体の動きをコントロールする存在。
最終的には馬群に安全と安心を提供してくれる存在。
ライダーは(乗る)馬のαになろうね、っていう考え方。
グループ走行で考えると、
『先導(ガイド)するライダーが
乗っている馬のαとなり、その先導(ガイド)馬を通して
グループ馬全体の方向性とスピードをコントロールして
グループ全体の人馬に安全安心を提供する』という考え方。
グループの先頭にいて、単に道案内するだけが、先導(ガイド)人馬の役割ではないのです。
最終的には、ガイドさんは騎乗中であっても、騎乗中でなくても、グループ全体をコントロールする。
最近、或ることを見ていて、その重要性をつくづく感じました。
ちなみに、以上から、『ライディングスキルが一定以下のライダーさん』とは、
『乗っている馬のαになりきれないライダーさん』ということですね。
ところで、この写真、十年以上前の外乗風景です。
某高校馬術部OBOGの方々。
その頃、何回か遊びに来て戴きました。
皆さん、エネルギッシュで、仲良し。
楽しい外乗でしたョ♪
写真と本文は、全く関係ありません。
みなさん、どーしているかな?って、思っただけ。