で、思い返して戴いたら、どうでしたか?
皆さんの知識としては、『常歩発進の扶助=速歩発進の扶助』が正解だと思うんです。
どちらの発進も、脚で馬体に接触・圧迫です。
でも現実は次の行動になっていませんでしたか?
・なんとなく(求めていないのに)、常歩になっていた。
よくあるのが、常歩を求めようと思ったら、馬がしたので、そのまま続けた。
これは、最初の乗りだしでありがちです。腹帯締めたついでとか。
・常歩発進より、速歩発進の方が強い扶助になる。
常歩発進は脚で圧迫だけど、速歩発進は、踵で軽打していた。なぜ?
脚の圧迫では、速歩発進してくれないから。
軽打してもだめだから、思いっきりキックした、鞭を使った、、、
以上のようなこと、ままあると思うのですが、
『常歩発進の扶助=速歩発進の扶助』の等式が成り立っていると思いますか?
常歩発進でも、速歩発進でも、ごく基本的な原則は同じ扶助、
例えば脚での接触・圧迫やゼッコなどのボイスキューなど
ごくごく軽い扶助・合図で馬にライダーの意思を伝たえ、馬に実現してもらうことだと
思うんです。
でも、現実は厳しいですよね?それで、だから、ライダーはどうするか?ってことで、
後編・最終回に。




