右ターンで踊る馬のお話 〜後(最終)編〜

なんで、エンデュランスの歩様検査の時、

右ターンした時、ウマって暴れるの?って、お話の最終回。

その時の、馬のメンタル面を考えてみます。(状況的には写真3枚の間の馬の状況です)

ウマって、カーブが終わり、直線に向いた時、心理的にドライブがかかりやすい。

ウマって、往路から復路に切り替わった時、心理的にドライブがかかりやすい。

経験的に、そんな感じがしています。

 

右ターンカーブの円周の差で、馬にドライブラインを突破されて

さらに上記の心理状態でドライブがかかり、

極めつけは、ハンドラーが馬に追いつこうと、歩くテンポを上げた時!

そのテンポの上昇が馬にとっては追われることになり、かなりの推進・ドライブがかかると思うんです。

リードがあるので前は止められているから、上に行きますよね、馬のパワーは。

踊ります。

 

で、最終回なので、どうしたらいいか?

アッシはこうしていますってことを、為になるかわからないけど、書いておきます。

考え方としては、歩様検査のコースを一連の動きでリードしないことです。

・・・特に、ターンの時には、輪線を引馬するイメージにならないことです

区間を5区間に分け、

往路の速歩区間、常歩区間(カラーコーンの手前3完歩程)、右旋廻区間、

復路の常歩区間(3完歩程度)、速歩区間とします。

常歩から旋廻に移行する前は(またその逆も)、一旦停止します。

右旋回時は馬を外方(右)姿勢にすることによって、前肢を軽くしてターンしやすくする一方

後肢の前への動きはなるべく止めて、踏み込みがしにくい状態にします。

この、『常歩⇒停止⇒右旋回⇒停止⇒常歩』のクォリティー向上が、

歩様検査のターンで暴れられない、に繋がっていくと思います。

 

アッシは、現地でおこなう走行前歩様検査に向けての準備段階(馴致)では

ヒツコクこの一連の動きを馬と一緒におさらいしています。



テキストのコピーはできません。