このウマ、ムチがないと速歩しないんですぅ 〜 おまけの巻:学習(条件付け)したことの消去と上書き〜

たまに、メンバーさんに例として話すんですが、

馬が、忘れる、(悪く)変わる、、、いわゆる壊れるっていう例で。

 

例えば、子供に掛け算九九を教える、暗記してもらう際に

念仏を唱えるよーに、繰り返し暗唱して刷り込んで、

出来たら褒めて、オヤツあげて、出来なかったら、叱り倒して?

で、最初は2の段や3の段、場合によっては5の段なんかから

始めていくと思うんですが。

子供は少しずつ覚えていって

面倒な7の段や最後の9の段になる頃、

2の段や3の段、間違えるわけないんですよねぇ。

でも、馬は、昨日まで出来ていたことを忘れちゃう事、あるんですョッ!

または、しなくなっちゃう、、、つまり、

オペラント条件付け理論によると、『条件付けの消去』ってことで。

 

もっとこじれている場合は、馬がわかっているけど、馬の意思でしなくなる。

拒否する、反抗する。

この現象、割とよくあると思うんですが。

ある条件付けがされている状態の馬が、同じ状況で別の条件付けがされてしまう。

それは、ニンゲンが意図している・意図していないに関わらず。

つまり、あることがきっかけで、馬が楽できる(心地よくなる)術を覚えてしまう。

オペラント条件付けの理論には出てこない(ボクの読んだ範囲の初歩的な内容では)ので、

ボクが勝手に命名したところの、『悪魔の上書き保存』…そのこころは、『意図せざる新たな(人間にとっての悪の)条件付け』、された馬は、やっかいです。

インストラクターさんやトレーナーさんの間でよく言われる言葉では

『馬が壊れた』とか『馬を壊した』とかって。

もちろん、馬のマインドが壊れたってことですが。

 

馬が壊れるのは一瞬、壊れた馬を直すのは、その何十倍・何百倍・何千倍もの時間がかかる。

これは、間違いない事実です、が、

趣味で乗馬を楽しんでいられるライダーやハンドラーの皆さんは、

あまり気にすると、馬に対してナニもできなくなっちゃうから。。。

でも、そういうことがあるんだってことは、覚えておいた方がいいと思ったりして。

馬は、昨日まで、ついさっきまで、出来ていたことができなくなること、あります。

(写真は話の内容と全く関係ないです。アッシのつたない騎乗姿)

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