2025年1月27日
初心者の方向け『≠シリーズ』始めます!
幕開けは『馬が活発に動く≠歩度を伸ばす≠スピードが速い』その1
色々思うところがあり、普段、乗馬初心者の方々が認識違い・考え違い・思い違いをしているのではないか?と、感じていることを、
そしてそれは、アッシも初心者の頃(数百鞍程度まで…気づくのが、アッシは遅かったんだよ、だって、誰も教えてくれなかったんだから)も、実はそーだったんだけど、
そんなことを、つらつらと、時間がある時に書き留めていきますので、思い当たる節がある方は、ご自分をよくよく振り返ってみて、今後の馬との時間にお役立てくださいませ。
今回は、いきなり、説明するのが、文章で、難しい、話題・・・別にアッシは暇じゃぁ〜ないのに。
初心者の頃は、まず、馬に乗って動き出した途端、馬を活発に歩かせてください!って、インストラクターさんが仰います。
まぁ、今思えば、なるほどそーなんですが、いきなり活発っていわれても、ウマもさぞかし迷惑なことだったんだな、なんて思ったりして。
だって、そー言われたライダーさん、脚をガシガシ使って、ひょっとすると鞭もバチコンッって、使うかもでしょ?
とにかく、ウマがバタバタと進んでいけば、馬が活発に動いたって、思っちゃう。
こんなこと、ニンゲンのやるスポーツにありますか?
『馬が動く』にはまずは、、、『たとえ』を使わざるを得ないのですが、
車に例えると『エンジンを回す』ってことになります。
その前に『馬が動く』には、まずは『馬が動きたい』と、思わないとならないのですが。
脚を、、、脚ってどこだかわかりますか?
脚を使えば馬は動くのか?
脚を使うって、どーやって使うの?とかとか
そんな問題もあるのですが、それらは今回、脇に置き、
『馬が活発に動く』=『歩度が伸びる』=『スピードが上がる』ということがオートマチックに成立することはない、
ということを、まずはご提示します。
特に『歩度』の意味、もう一回考えてみてくださいね。
次回以降、もう少し詳しく。
(話の内容と写真は関係ありません)

2025年2月1日
初心者の方向け≠シリーズ
『馬が活発に動く≠歩度を伸ばす≠スピードが速い』その2
『歩度の意味』これ、初心者の方には、かなり難しいんです。
ナニが難しいかというと、馬に乗っていて実感してもらうことが、なんです。
その理由は次回説明します、が。
『歩度=一完歩の長さ』と考えてほとんど間違えはないと思っています。
一完歩とは、常歩なら4節、速歩なら2節、駈歩なら3節の、四肢の運びのワンストローク分ですが、このワンストロークで、どの程度の長さ前に進むか?が、歩度が伸びている、歩度が詰まっている、ってことに。
無論、一完歩の歩幅が長ければ(大きければ)、歩度は伸びているわけですし、
その逆なら、歩度が詰まっているわけですな。
結果的には、同じ時間を使ってワンストロークの動きをするならば、
歩度が伸びれば、スピードは上がるし
歩度が詰まれば、スピードは遅くなります、
同じ時間に進む距離が違うのだから。
で、ですね、こっからが、肝の話なんですが、次回に。
例によって、写真と話の内容は関係ないです。
淋しいから写真載せていまョ (^^♪

2025年2月4日
初心者の方向け≠シリーズ
『馬が活発に動く≠歩度を伸ばす≠スピードが速い』その3
『肝』の話です。
歩度の詰め伸ばしが、結果的・間接的に速度に関わることは、間違えないのですが。
『馬が活発に動く』=『馬のスピードが速い』、も同じように結果的・間接的には、そーなのですが。
とーぜん、馬が活発に動いていなければ、スピードは遅いのですが。
『馬が活発に動』いている場合、スピードコントロールは、
ライダーさんと馬との関係で、スピードは自在になるんです。
つまり、『馬が活発に動く』という言葉には、隠された主語があって
『馬のエンジンが活発に動く』という状態だということです。
この映像、馬が左の口角に触ったハミに対して譲っています。
手綱、テンションないですよね?
馬が活発に動こうとする時、後肢から前肢・頭頚に向かって、エネルギーが押し出されます。
つまり、後肢の踏み込み。
このエネルギーの一部(つまり頭頸に向かう力。余の力は前肢に向かう)が、ハミで行き場をなくす時、
ハミの触っている方向の斜め下(今回で言えば左下・左前肢の前膝方向)に鼻先を持っていけばいい、と
馬が理解して行動するのが
馬のハミに対する譲りです。
クレグレも言いますが、ハミ(手綱)を引っ張ちゃぁ〜駄目ですよ!
馬のエンジンが活発に動いて、馬がハミに対する譲りを覚えた時、
乗馬における馬の歩度はある程度は自在にできます。
自動車に例えると、エンジン回転数を2,500回転にしていれば、ローギアはローギアの、セカンドはセカンドの・・・トップギアはトップギアのスピードになるわけです。
歩度を詰めたセカンドギアでは、細かい輪線が描けるし、
歩度を伸ばしたトップギアでは、パッパッパッ、スッスッスッと進んでいきます。
馬の推進力とハミへの譲りの調和の賜物です。
以下蛇足
(高等)馬術になると、一歩進んで、ハミ受けが必要になります。
乗馬では、ハミ受け、できなくても大丈夫です、
馬がハミに譲ってもらえさえいれば。
馬にハミへ譲ってもらえることさえできれば。
逆いうと、『手綱がピンと張ってなければ、馬のコントロールができない』という言葉は
(高等)馬術における教訓です。

2025年2月7日
初心者の方向け≠シリーズ
『手綱をしっかり持つ≠手綱をギュッと握る』
アッシはインストラクターさんによく言われていました、初心者の頃。
『手綱をしっかり持ってくださいッ!』
『アッ、センセイ、イライラしてルッ、もっとしっかりギュッと持たないとッ!』とアッシはオドオドしつつ
そのたびに、手綱を手繰り寄せ、力いっぱいギュッ☆っと、握ったもんです。
そーいえば、最初の頃、手綱をどう持つのか、教えてもらったことなかったなぁ〜 (´;ω;`)ウゥゥ
薬指と小指の間を通して って、事がやけに頭の中に。
その後、違うクラブの先生から、教えてもらいました。
親指の先と人差し指の第一関節(とその下の指の腹の)あたりで、グリップ利かせて持つんだよ
中指・薬指・小指は楽にして、って。ウェスタン系の先生でした。
なので、馬に対して譲っていると、最初の絵になりますし
馬に対してプレッシャーを強くすると2枚目の絵になります。
手綱を控える時は、中指⇒薬指⇒小指の順で力を入れ、
手綱を譲る時は、小指⇒薬指⇒中指の順で力を抜きます。
ところで、ドレーサッージュの大先輩(年はアッシより若いですが)お二人に、手綱をどー持つのが正しいのか?聞いてみました。
その回答とは、お二人とも同じ!(アッシとは違う)
『手綱を持つときは、親指・人差し指でグリップを利かせるけど中指〜小指の先も掌につけるよ。
そして、控える時は小指からやるよ、そのほーが馬に対して優しいんだッ』って。
アッシは仰天して譲る時のこと聞くのを忘れたッ!
逆じゃんッ!!
中指から控えたほーが、馬へのあたりが弱いように思うんだけど、って反論したんだけど
あちらさま方は、いや、違うッ! って。
まぁ、いずれにしても、常に『5本の指でギュッ☆っと握る』っていうのは、馬の世界ではないようですぞ。


2025年2月11日
初心者の方向け≠シリーズ
『強い扶助でウマを動かせた≠自分が上達した』
『もっと強くッ!』とかインストラクターさんに言われて
力いっぱいやったら、ウマがやってくれた。
拍車があれば、こんなに力いっぱいやらなくてもよさそーだけどなぁ~。。。
なんてことの後に
『そろそろ拍車をつけてもいいですよ』ってインストラクターさんに言われて
拍車つけて乗ったら、ウマがそれまで以上にやってくれた。
『あぁ~アッシは、上達したんだッ!だって、上手な人しか拍車つけていないしッ!
アッシも上手いヒトの仲間入りだぁ~ッ!』なぁ~んて、思っちゃったら、イカンのですぞ。
(アッシは初心者の頃、思ってしまった (´;ω;`)ウゥゥ)
上の式には、後段があって、それこそが肝☆
『強い扶助でウマを動かせた≠自分が上達した=弱い扶助でウマに自分の気持ちが伝わった』
ナンですぞ、強い扶助の段階をどれだけ増やせたか?が肝ではなくて
弱い扶助の段階をどれだけ増やせたか?が、上達したか否かのバロメータ、なんです。
クレグレも勘違いされませんよーに、、、皆さんのために頑張っているウマたちのためにもッ♡
(写真とお話はカンケ―ないですゾッ)

2025年2月11日
初心者の方向け≠シリーズ
『乗馬を始めて最初の頃習った事≠乗馬の基礎・基本・原則』
なんで、こんなこと〜初心者の方向け≠シリーズ〜を始めたかというと、
『私の馬履歴書』とも通じるのですが、多くの乗馬初心者の方たちが
勘違い・思い違い・考え違いしていることが、多いからなんです。
インストラクターさんと初心者さんの間の感覚・意識の乖離や
両者間の意思疎通が一方通行であるとか
…インストラクターさんが忙しいから、聞けに聞けないとか
理由はいろいろあるのですが。
なので、初心者ライダーさんがインストラクターさんから言われたこと
…それは、騎乗中に言われることが多いのですが、
初心者ライダーさんは、馬に乗っているだけで精一杯で、言葉は耳に入ってくるけど
その言葉が真に意味するところは、消化不良に陥りがちだってことが、アッシの経験からわかるんです。
で、それを踏まえて。
乗馬を始めて最初の頃に習ったことは、全部が全部正しい、つまり乗馬の基礎・基本・原則ではないということです。
これに気づいたとき、アッシはビックリこいて、口から胃が、目からウロコが飛び出しそーになりました。
他の習い事では、そんなこと100%ないですよね?
最初基本を習って、その上に諸々のピースを積み上げていくのが、習い事の常道だと思うんです。
なんというか、普段の生活中の経験に基ずくと、乗馬というのは、
馬に乗り出した頃の初心者の方にとっては、本当のことを言ってもナニななんだかわからないんですよ、だ・か・ら!
なんとなく腑に落ちるよーな言い方で、取りあえずは、馬に慣れていってもらうっていう、
そこをメインに、レッスンするわけでして、それはアッシも同じなんです。
で、ある程度馬に慣れたら、これこれのことは、実はこういうことを言っているんだよ、ってなことを
お話しして、理解していただくわけです。
馬・鞍・鐙の上で立ったり座ったりする とか 鞍の上でベッタリどっしり座る 乗り方、
そんなのは、ホントは、乗馬にはないわけですな。
そんな、いっぱいあることに、ある時点で気づいて、考え方・乗り方を修正していかないと
その先が、思いやられることになる訳ですよ、だから、今のうちにね、微力ながらご協力しますんで。

2025年2月16日
初心者の方向け≠シリーズ 『ライダーの行きたい方向に馬の鼻先を向ける(首を曲げる)≠馬がその方向に行く・曲がる(輪線を描く)』
随分長い命題で、書いているアッシもイライラするのですが、初心者の皆様方には
なんとしても乗り越えて戴きたい命題なんですョ
ウマは、鼻・首・肩が、進行の方向性に重要な役割を果たします。
鼻先や首が示した方向に行きやすいことは事実ですが、最終的に方向性を決定つけるのは
前肢の出る方向性、つまり肩の動きです。
この写真のウマ、こちら側に曲がってくると思いますか?
リードは張っていませんよ、引っ張っていません。
来られないですよね?ナンで?
ウマのエンジンが動いていないからですよね?
巨大戦艦のように、背骨が曲がらず、胴体が長い四足歩行の馬が
曲がる・輪線運動をするのは、結構大変で、それは、
ピポットターンが得意な二足歩行のニンゲンには想像がつかないほどなんですよ。
ところで、丸馬場でウマに乗っていて、貴方はウマに『輪線運動してください』って
リクエストしていますか?
リクエストしなくても、輪線運動しますよね?
ナンで?なんでウマはやりにくい輪線運動をするの?って、
どこかの5歳の女の子から質問があったら、貴方はなんて答えますか?
その答えこそが、直線運動から輪線運動に移行する、
つまり、『ウマに曲がってもらう』っていうことの、肝☆なんです。
それはナニか?そのうちいつか、このサイトのどこかでね!
(アッシはガキの頃、大人の言う『そのうち』とか『いつか』ナニナニする、という言葉を
信じてはいけない、ということを、肝に銘じました (^_-)-☆)

2025年2月25日
初心者の方向け≠シリーズ 『踵を下げる≠足を突っ張る≠鐙を踏む』・前編
ニンゲンは、サルだった頃からの刷り込みなのでしょうか?
本能的に足の指で、ナニかにつかまろうとしませんか?
安定感を得ようとか、して。
例えば、揺れる電車内で立っていると、地面をつかもうとして、
足の指の付け根〜指先に力が入り、
自転車のペダルや、下駄の鼻緒や、サンダル、ツッカケを逃がさないために
足の指先に力が入れる。
勝手に動いちゃう、力が入っちゃう。
でも、乗馬でそれをやってはアカンのです、最悪の乗り方。
前のめりになって、危険なんです。
馬に乗り出した頃、インストラクターさんから
『踵を下げてくださいねッ』って、ヒツコク言われましたよね
…アッシは、こーは、まず言いませんけどねぇ
これは、前述のごとく勝手に下がっちゃうツマサキを牽制するためですよ。
…アッシは、つま先が下がっていますよ、足先に力が入っていますよ、とは言いますけどねぇ
足裏は、ただただ、鐙の上に置いておけばいいんです。
足裏は、鐙より低い位置にあるはずです。だから、脱力して足裏を鐙に置いておけば
勝手に、踵は下がるんですよ。
足(ふくらはぎ〜足首・所謂脚)に力を入れて、突っ張って、踵を下げていると
百害あって一利なしです。
何故でしょうか?
それは、次の中編で。

2025年2月26日
初心者の方向け≠シリーズ 『踵を下げる≠足を突っ張る≠鐙を踏む』・中編
踵を下げようとして、足首を固めて足を突っ張ると
こんなに力が入っちゃうんデスョッ!
フクラハギ、割れちゃっていますねぇ〜!!
こんな状態で、『タイミングよく脚を自由自在に動かして使う』って、できますかぁ?
馬に乗らないでやってみてくださいな。
せいぜい、膝を曲げ伸ばしして、馬の脇腹に向かって、太鼓をたたくように
踵でボンッボンッってやるのが精いっぱい。
ついでに、膝が上がったりするから、鐙が脱げそうになります。
そしたら今度は、つま先の出番。つま先に力を入れて、、、って
悪循環の始まりです。
馬にうまく伝わらないから、そのうち言われるんです
『もっと強く蹴ってッ!』インストラクターさん、容赦ないですなぁ。
馬を『蹴る』っていう扶助・合図、まっとうな乗馬の世界には、ないです。
蹴っていると、そのうちライダーに『憎しみ』の感情が沸いてきたり
逆に、『自己嫌悪』に陥ったり。
全くいいことはありません、ご用心、ご用心。
貴方に乗られている…貴方を乗せてくれている馬、のためにも。
ところで、『鐙を踏む』って言葉、ご存じでしょうか?
似たような感じの言葉で『脚を下に使う』とかは?
後編は、その辺を、ね。
