SUNNY’s RIDING(初心者の方向け)

2025年1月27日
初心者の方向け『≠シリーズ』始めます!

幕開けは『馬が活発に動く≠歩度を伸ばす≠スピードが速い』その1

色々思うところがあり、普段、乗馬初心者の方々が認識違い・考え違い・思い違いをしているのではないか?と、感じていることを、

そしてそれは、アッシも初心者の頃(数百鞍程度まで…気づくのが、アッシは遅かったんだよ、だって、誰も教えてくれなかったんだから)も、実はそーだったんだけど、

そんなことを、つらつらと、時間がある時に書き留めていきますので、思い当たる節がある方は、ご自分をよくよく振り返ってみて、今後の馬との時間にお役立てくださいませ。

今回は、いきなり、説明するのが、文章で、難しい、話題・・・別にアッシは暇じゃぁ〜ないのに。


初心者の頃は、まず、馬に乗って動き出した途端、馬を活発に歩かせてください!って、インストラクターさんが仰います。
まぁ、今思えば、なるほどそーなんですが、いきなり活発っていわれても、ウマもさぞかし迷惑なことだったんだな、なんて思ったりして。

だって、そー言われたライダーさん、脚をガシガシ使って、ひょっとすると鞭もバチコンッって、使うかもでしょ?
とにかく、ウマがバタバタと進んでいけば、馬が活発に動いたって、思っちゃう。
こんなこと、ニンゲンのやるスポーツにありますか?

『馬が動く』にはまずは、、、『たとえ』を使わざるを得ないのですが、
車に例えると『エンジンを回す』ってことになります。
その前に『馬が動く』には、まずは『馬が動きたい』と、思わないとならないのですが。

脚を、、、脚ってどこだかわかりますか?
脚を使えば馬は動くのか?
脚を使うって、どーやって使うの?とかとか

そんな問題もあるのですが、それらは今回、脇に置き、
『馬が活発に動く』=『歩度が伸びる』=『スピードが上がる』ということがオートマチックに成立することはない、
ということを、まずはご提示します。

特に『歩度』の意味、もう一回考えてみてくださいね。

次回以降、もう少し詳しく。
(話の内容と写真は関係ありません)


2025年2月1日
初心者の方向け≠シリーズ
『馬が活発に動く≠歩度を伸ばす≠スピードが速い』その2

『歩度の意味』これ、初心者の方には、かなり難しいんです。
ナニが難しいかというと、馬に乗っていて実感してもらうことが、なんです。

その理由は次回説明します、が。
『歩度=一完歩の長さ』と考えてほとんど間違えはないと思っています。

一完歩とは、常歩なら4節、速歩なら2節、駈歩なら3節の、四肢の運びのワンストローク分ですが、このワンストロークで、どの程度の長さ前に進むか?が、歩度が伸びている、歩度が詰まっている、ってことに。

無論、一完歩の歩幅が長ければ(大きければ)、歩度は伸びているわけですし、
その逆なら、歩度が詰まっているわけですな。

結果的には、同じ時間を使ってワンストロークの動きをするならば、
歩度が伸びれば、スピードは上がるし
歩度が詰まれば、スピードは遅くなります、
同じ時間に進む距離が違うのだから。

で、ですね、こっからが、肝の話なんですが、次回に。

例によって、写真と話の内容は関係ないです。
淋しいから写真載せていまョ (^^♪


2025年2月4日
初心者の方向け≠シリーズ
『馬が活発に動く≠歩度を伸ばす≠スピードが速い』その3


『肝』の話です。

歩度の詰め伸ばしが、結果的・間接的に速度に関わることは、間違えないのですが。
『馬が活発に動く』=『馬のスピードが速い』、も同じように結果的・間接的には、そーなのですが。

とーぜん、馬が活発に動いていなければ、スピードは遅いのですが。
『馬が活発に動』いている場合、スピードコントロールは、
ライダーさんと馬との関係で、スピードは自在になるんです。

つまり、『馬が活発に動く』という言葉には、隠された主語があって
『馬のエンジンが活発に動く』という状態だということです。
この映像、馬が左の口角に触ったハミに対して譲っています。
手綱、テンションないですよね?

馬が活発に動こうとする時、後肢から前肢・頭頚に向かって、エネルギーが押し出されます。

つまり、後肢の踏み込み。

このエネルギーの一部(つまり頭頸に向かう力。余の力は前肢に向かう)が、ハミで行き場をなくす時、
ハミの触っている方向の斜め下(今回で言えば左下・左前肢の前膝方向)に鼻先を持っていけばいい、と

馬が理解して行動するのが
馬のハミに対する譲りです。
クレグレも言いますが、ハミ(手綱)を引っ張ちゃぁ〜駄目ですよ!

馬のエンジンが活発に動いて、馬がハミに対する譲りを覚えた時、
乗馬における馬の歩度はある程度は自在にできます。

自動車に例えると、エンジン回転数を2,500回転にしていれば、ローギアはローギアの、セカンドはセカンドの・・・トップギアはトップギアのスピードになるわけです。

歩度を詰めたセカンドギアでは、細かい輪線が描けるし、
歩度を伸ばしたトップギアでは、パッパッパッ、スッスッスッと進んでいきます。
馬の推進力とハミへの譲りの調和の賜物です。

以下蛇足

(高等)馬術になると、一歩進んで、ハミ受けが必要になります。
乗馬では、ハミ受け、できなくても大丈夫です、
馬がハミに譲ってもらえさえいれば。
馬にハミへ譲ってもらえることさえできれば。

逆いうと、『手綱がピンと張ってなければ、馬のコントロールができない』という言葉は
(高等)馬術における教訓です。


2025年2月7日
初心者の方向け≠シリーズ

『手綱をしっかり持つ≠手綱をギュッと握る』

アッシはインストラクターさんによく言われていました、初心者の頃。

『手綱をしっかり持ってくださいッ!』

『アッ、センセイ、イライラしてルッ、もっとしっかりギュッと持たないとッ!』とアッシはオドオドしつつ
そのたびに、手綱を手繰り寄せ、力いっぱいギュッ☆っと、握ったもんです。

そーいえば、最初の頃、手綱をどう持つのか、教えてもらったことなかったなぁ〜 (´;ω;`)ウゥゥ
薬指と小指の間を通して って、事がやけに頭の中に。

その後、違うクラブの先生から、教えてもらいました。

親指の先と人差し指の第一関節(とその下の指の腹の)あたりで、グリップ利かせて持つんだよ
中指・薬指・小指は楽にして、って。ウェスタン系の先生でした。

なので、馬に対して譲っていると、最初の絵になりますし
馬に対してプレッシャーを強くすると2枚目の絵になります。

手綱を控える時は、中指⇒薬指⇒小指の順で力を入れ、
手綱を譲る時は、小指⇒薬指⇒中指の順で力を抜きます。

ところで、ドレーサッージュの大先輩(年はアッシより若いですが)お二人に、手綱をどー持つのが正しいのか?聞いてみました。

その回答とは、お二人とも同じ!(アッシとは違う)
『手綱を持つときは、親指・人差し指でグリップを利かせるけど中指〜小指の先も掌につけるよ。
そして、控える時は小指からやるよ、そのほーが馬に対して優しいんだッ』って。

アッシは仰天して譲る時のこと聞くのを忘れたッ!

逆じゃんッ!!
中指から控えたほーが、馬へのあたりが弱いように思うんだけど、って反論したんだけど
あちらさま方は、いや、違うッ! って。

まぁ、いずれにしても、常に『5本の指でギュッ☆っと握る』っていうのは、馬の世界ではないようですぞ。


2025年2月11日
初心者の方向け≠シリーズ
『強い扶助でウマを動かせた≠自分が上達した』

『もっと強くッ!』とかインストラクターさんに言われて
力いっぱいやったら、ウマがやってくれた。

拍車があれば、こんなに力いっぱいやらなくてもよさそーだけどなぁ~。。。
なんてことの後に
『そろそろ拍車をつけてもいいですよ』ってインストラクターさんに言われて
拍車つけて乗ったら、ウマがそれまで以上にやってくれた。

『あぁ~アッシは、上達したんだッ!だって、上手な人しか拍車つけていないしッ!
アッシも上手いヒトの仲間入りだぁ~ッ!』なぁ~んて、思っちゃったら、イカンのですぞ。
(アッシは初心者の頃、思ってしまった (´;ω;`)ウゥゥ)

上の式には、後段があって、それこそが肝☆
『強い扶助でウマを動かせた≠自分が上達した=弱い扶助でウマに自分の気持ちが伝わった
ナンですぞ、強い扶助の段階をどれだけ増やせたか?が肝ではなくて
弱い扶助の段階をどれだけ増やせたか?が、上達したか否かのバロメータ、なんです。

クレグレも勘違いされませんよーに、、、皆さんのために頑張っているウマたちのためにもッ♡

(写真とお話はカンケ―ないですゾッ)


2025年2月11日
初心者の方向け≠シリーズ 

『乗馬を始めて最初の頃習った事≠乗馬の基礎・基本・原則』

なんで、こんなこと〜初心者の方向け≠シリーズ〜を始めたかというと、
『私の馬履歴書』とも通じるのですが、多くの乗馬初心者の方たちが
勘違い・思い違い・考え違いしていることが、多いからなんです。

インストラクターさんと初心者さんの間の感覚・意識の乖離や
両者間の意思疎通が一方通行であるとか
…インストラクターさんが忙しいから、聞けに聞けないとか

理由はいろいろあるのですが。

なので、初心者ライダーさんがインストラクターさんから言われたこと
…それは、騎乗中に言われることが多いのですが、
初心者ライダーさんは、馬に乗っているだけで精一杯で、言葉は耳に入ってくるけど
その言葉が真に意味するところは、消化不良に陥りがちだってことが、アッシの経験からわかるんです。

で、それを踏まえて。

乗馬を始めて最初の頃に習ったことは、全部が全部正しい、つまり乗馬の基礎・基本・原則ではないということです。
これに気づいたとき、アッシはビックリこいて、口から胃が、目からウロコが飛び出しそーになりました。

他の習い事では、そんなこと100%ないですよね?

最初基本を習って、その上に諸々のピースを積み上げていくのが、習い事の常道だと思うんです。
なんというか、普段の生活中の経験に基ずくと、乗馬というのは、
馬に乗り出した頃の初心者の方にとっては、本当のことを言ってもナニななんだかわからないんですよ、だ・か・ら!
なんとなく腑に落ちるよーな言い方で、取りあえずは、馬に慣れていってもらうっていう、
そこをメインに、レッスンするわけでして、それはアッシも同じなんです。

で、ある程度馬に慣れたら、これこれのことは、実はこういうことを言っているんだよ、ってなことを
お話しして、理解していただくわけです。

馬・鞍・鐙の上で立ったり座ったりする とか 鞍の上でベッタリどっしり座る 乗り方、
そんなのは、ホントは、乗馬にはないわけですな。

そんな、いっぱいあることに、ある時点で気づいて、考え方・乗り方を修正していかないと
その先が、思いやられることになる訳ですよ、だから、今のうちにね、微力ながらご協力しますんで。


2025年2月16日
初心者の方向け≠シリーズ 『ライダーの行きたい方向に馬の鼻先を向ける(首を曲げる)≠馬がその方向に行く・曲がる(輪線を描く)』

随分長い命題で、書いているアッシもイライラするのですが、初心者の皆様方には
なんとしても乗り越えて戴きたい命題なんですョ

ウマは、鼻・首・肩が、進行の方向性に重要な役割を果たします。
鼻先や首が示した方向に行きやすいことは事実ですが、最終的に方向性を決定つけるのは
前肢の出る方向性、つまり肩の動きです。

この写真のウマ、こちら側に曲がってくると思いますか?
リードは張っていませんよ、引っ張っていません。

来られないですよね?ナンで?

ウマのエンジンが動いていないからですよね?
巨大戦艦のように、背骨が曲がらず、胴体が長い四足歩行の馬が
曲がる・輪線運動をするのは、結構大変で、それは、
ピポットターンが得意な二足歩行のニンゲンには想像がつかないほどなんですよ。

ところで、丸馬場でウマに乗っていて、貴方はウマに『輪線運動してください』って
リクエストしていますか?

リクエストしなくても、輪線運動しますよね?
ナンで?なんでウマはやりにくい輪線運動をするの?って、
どこかの5歳の女の子から質問があったら、貴方はなんて答えますか?

その答えこそが、直線運動から輪線運動に移行する、
つまり、『ウマに曲がってもらう』っていうことの、肝☆なんです。
それはナニか?そのうちいつか、このサイトのどこかでね!

(アッシはガキの頃、大人の言う『そのうち』とか『いつか』ナニナニする、という言葉を
信じてはいけない、ということを、肝に銘じました (^_-)-☆)


2025年2月25日
初心者の方向け≠シリーズ 『踵を下げる≠足を突っ張る≠鐙を踏む』・前編


ニンゲンは、サルだった頃からの刷り込みなのでしょうか?
本能的に足の指で、ナニかにつかまろうとしませんか?
安定感を得ようとか、して。

例えば、揺れる電車内で立っていると、地面をつかもうとして、
足の指の付け根〜指先に力が入り、
自転車のペダルや、下駄の鼻緒や、サンダル、ツッカケを逃がさないために
足の指先に力が入れる。
勝手に動いちゃう、力が入っちゃう。

でも、乗馬でそれをやってはアカンのです、最悪の乗り方。
前のめりになって、危険なんです。
馬に乗り出した頃、インストラクターさんから
『踵を下げてくださいねッ』って、ヒツコク言われましたよね
  
  …アッシは、こーは、まず言いませんけどねぇ

これは、前述のごとく勝手に下がっちゃうツマサキを牽制するためですよ。
  …アッシは、つま先が下がっていますよ、足先に力が入っていますよ、とは言いますけどねぇ

足裏は、ただただ、鐙の上に置いておけばいいんです。
足裏は、鐙より低い位置にあるはずです。だから、脱力して足裏を鐙に置いておけば
勝手に、踵は下がるんですよ。

足(ふくらはぎ〜足首・所謂脚)に力を入れて、突っ張って、踵を下げていると
百害あって一利なしです。
何故でしょうか?

それは、次の中編で。


2025年2月26日
初心者の方向け≠シリーズ 『踵を下げる≠足を突っ張る≠鐙を踏む』・中編

踵を下げようとして、足首を固めて足を突っ張ると
こんなに力が入っちゃうんデスョッ!
フクラハギ、割れちゃっていますねぇ〜!!

こんな状態で、『タイミングよく脚を自由自在に動かして使う』って、できますかぁ?
馬に乗らないでやってみてくださいな。
せいぜい、膝を曲げ伸ばしして、馬の脇腹に向かって、太鼓をたたくように
踵でボンッボンッってやるのが精いっぱい。
ついでに、膝が上がったりするから、鐙が脱げそうになります。
そしたら今度は、つま先の出番。つま先に力を入れて、、、って
悪循環の始まりです。

馬にうまく伝わらないから、そのうち言われるんです
『もっと強く蹴ってッ!』インストラクターさん、容赦ないですなぁ。
馬を『蹴る』っていう扶助・合図、まっとうな乗馬の世界には、ないです。

蹴っていると、そのうちライダーに『憎しみ』の感情が沸いてきたり
逆に、『自己嫌悪』に陥ったり。
全くいいことはありません、ご用心、ご用心。
貴方に乗られている…貴方を乗せてくれている馬、のためにも。

ところで、『鐙を踏む』って言葉、ご存じでしょうか?
似たような感じの言葉で『脚を下に使う』とかは?

後編は、その辺を、ね。


2025年3月6日
初心者の方向け≠シリーズ 『踵を下げる≠足を突っ張る≠鐙を踏む』・最終編

『ちゃんと、鐙を踏んでください!』 って。
インストラクターさんから言われたりして。
『鐙を踏む』って、なんだぁ〜?知らん。
言われたアッシは思いましたョ
『そーかっ☆踵をもっと下げろってことだなッ☆☆初心者には踵を下げろって言って、
初級者には鐙を踏めって、言うんだなッ☆☆☆もっと足を突っ張らないとッ☆☆☆♪
アッシはもう、初級者なんだぁ〜ッ♪♪』
なんで、こんなことが、おきちゃうんでしょーかね〜〜〜???

『鐙を踏む』と、いうのは、ただただ鐙を『踏む』んです。
足を突っ張って踵を下げるのは『踏むぅ〜〜〜ッ!』って語感です。
そう、『踏む』のは一瞬『踏む』その時だけ。
地面を踏んで歩く、右足一瞬踏んで左足一瞬踏んで、の繰り返し。

写真の1枚目は、ただ鐙に足裏を置いているだけ、若干踵が下がっています。
写真の2枚目は、鐙を踏んだ瞬間、踵がグイッと下がっています。
『鐙を踏む』というのは、1枚目2枚目の繰り返しです。
脱力して鐙に足を置いていると、馬の動きに合わせて、
ライダーのウエイトのベクトルが座骨から太もも・ふくらはぎの裏側を通って
踵から下に降りていきます。
そのベクトルに合わせて、踵が下がる。
その動きは速歩が一番わかりやすく、1拍ずつライダーのウエイトが両足一緒に通って落ちていきます。
常歩なら、左右交互に2拍目と4拍目。
駈歩なら2拍目から3拍目にかけて。
その際、下への動きに合わせて、脚を下方向に使うと、『推進脚』になる訳ですな。
『脚は下に使う』に、繋がるわけです。(この話、軽速歩は脇に置いておきます)
ちょっと難しいです、挟み込むように、あるいは叩くように上に使ったほうがやりやすいんです。

『推進脚』の話は、またいずれ。


2025年11月21日
初心者の方向け≠シリーズ 『ムチ≠最後の手段』

このかた、肩の上に短鞭の先っちょがあるの、見えますか?
『必要に応じて、短鞭を使おう』って、背中に短鞭をしょっているところ。

で、初心者の方が勘違いしやすいのが、
『いくら脚を使っても全然反応しないから、最後の手段で短鞭を使って馬にオレの言うこと聞かせよう』ってことで
バシコンと短鞭を打つ。これ、大きな勘違いです。この時の『オレ』の気持ちには、馬に対する悪感情しかありません。

もっと早い段階で、脚に対する反応が鈍い、例えば常歩発進が鈍い時に、その時に、『短便による刺激を脚の合図と紐付ける』
そうしたら、弱い短鞭の使い方で、馬を励ます使い方ができ、次には弱い脚の合図で馬が理解して動いてくれるように、なるわけで。

これで、馬とのやり取りがスムーズになっていく、馬に対する好感情の短鞭の使い方だと、ボクは思っています。


2025年12月15日
初心者の方向け≠シリーズ 『常歩発進の扶助=速歩発進の扶助』:前編

あっ、まずいくつか、前提条件等のおことわり・ご説明ですが。
・写真とお話の内容は、全く関係ないです。
 (それ用のいい写真がなくってね)
・常歩発進とは、停止の状態からの常歩発進です
・速歩発進とは、常歩している状態からの速歩発進です
 …ちなみに、停止状態からの速歩発進、ではないんです。
これ、結構難しいと思うんですが、日馬連馬場第一課目(最低レベル)で、
要求されているんですよ、、、入場後にX地点で停止・不動・敬礼の後、尋常速歩って!
ついでにいうと、全乗振の馬場3級もですぜッ!
まぁ、それはさておき、ボクらはフィールドライダーだからね (^^ゞ

で、突然、皆さんに質問です…表題の等式
これ、みなさん、どう思いますか?
今回は等式でのお話なのかなぁ?
それとも、不等式なのかなぁ?

実際、皆さんは、どうされていますか?
頭の中を攫って、現実をよくよく思い返して再現して、考えてみてくださいな
次回に続く (*^^)v


2025年12月16日
初心者の方向け≠シリーズ 『常歩発進の扶助=速歩発進の扶助』:中編

で、思い返して戴いたら、どうでしたか?
皆さんの知識としては、『常歩発進の扶助=速歩発進の扶助』が正解だと思うんです。
どちらの発進も、脚で馬体に接触・圧迫です。
でも現実は次の行動になっていませんでしたか?
・なんとなく(求めていないのに)、常歩になっていた。
  よくあるのが、常歩を求めようと思ったら、馬がしたので、そのまま続けた。
  これは、最初の乗りだしでありがちです。腹帯締めたついでとか。
・常歩発進より、速歩発進の方が強い扶助になる。
  常歩発進は脚で圧迫だけど、速歩発進は、踵で軽打していた。なぜ?
  脚の圧迫では、速歩発進してくれないから。
  軽打してもだめだから、思いっきりキックした、鞭を使った、、、
以上のようなこと、ままあると思うのですが、
『常歩発進の扶助=速歩発進の扶助』の等式が成り立っていると思いますか?
常歩発進でも、速歩発進でも、ごく基本的な原則は同じ扶助、
例えば脚での接触・圧迫やゼッコなどのボイスキューなど
ごくごく軽い扶助・合図で馬にライダーの意思を伝たえ、馬に実現してもらうことだと
思うんです。
でも、現実は厳しいですよね?それで、だから、ライダーはどうするか?ってことで、
後編・最終回に。


2025年12月19日
初心者の方向け≠シリーズ 『常歩発進の扶助=速歩発進の扶助』:最終編

強い扶助がなぜ必要なのか?
『馬に〇〇歩をしてほしい』という、ライダーの欲求・強い気持ち。
だって、弱い扶助では馬が実現してくれないから。
という、ライダーの気持ち・行動は
その馬をますます『反応の悪い馬にしていく』と思うんです。
強い扶助が必要なのは、馬に学習(条件付け)してもらうためなんだと思うんですョ
条件付けのための強い扶助。
条件付けができるから、馬が学習するから、
弱い扶助でも馬が理解して、馬が貴方のリクエストに応えてくれる。
例えば、フクラハギで馬の脇腹を圧迫したのに馬は速歩発進してくれない、短鞭で馬をたたいたら、馬が速歩した。
よかったね!で、終わりじゃぁ〜駄目だってこってすぜ。
常歩に戻して、もう一回、弱い扶助で速歩になるかどうか?確かめないとならんって、こってすぜ。
それができて初めて、
馬をいい子いい子って、思いっきり褒めてやるんですョ
それができて初めて
『常歩発進の扶助=速歩発進の扶助』が成り立つと思うんですョ
もう一つ足すなら、これ、重要なんだけど
『強い扶助≠やらせるための扶助』であって
『強い扶助=条件付けのための扶助』を、肝に銘じておこうと、アッシは常日頃思っています。
可愛い馬を、アッシ自身が知らず知らずのうちにいじめないために。


2025年12月29日
初心者の方向け≠シリーズ 『(乗用)馬がフツーにやること≠(乗用)馬が当然できること』

例えば、貴方はレッスン開始時に、馬にまたがろうとします。
踏み台を使う人もいれば、使わない人もいるでしょう。
その時貴方は、左手で手綱を絞るかもしれませんし
絞らずに、手綱をだらりんちょと、するかもしれません。
で、その時、馬は動きますか?動きませんか?
前に行きますか?後ろに行きますか?
ライダーが馬に乗ろうとするとき、手綱の問題は脇に置いて
馬は静止していないと、ライダーは危ないですよね?
また、別の場合で例えば。
またがった後、馬に常歩進めの合図を出しました、
馬は前進しますか?動きませんか?後退しますか?
馬には常歩で前進してもらわないと、ライダーは困っちゃいますよね?
で、上記の2例、ほとんどの場合(特に初心者向けのレッスンの場合)、
馬はじっとしているし、前に歩き出しますよね。
で、、、だから、、、馬は調教されているから、扶助に対する反応の行動を刷り込まれているから、
当然そーするんだと思っちゃいませんか?

これは大きな勘違いです。
馬は、貴方のために(または別の何かのために)、やろうと思うから、そーするんですよ。
馬はやろうと思わなければやらない、やりたくなければやらない。
馬の反応は、古典的な条件反射行動の理論『パブロフの犬』の犬の行動とは、全く別物ですョ。

だから、ライダーのためにやろうと思ってやっている馬の反応には、
ライダーはそのたびに、馬をほめたほうがいいなッて、思っていますよ。
それが、乗る時の静止とか、常歩進めの扶助で常歩するとか、ごくごく基本的なことであっても。
褒めるといっても、馬の首筋をポンポンやる必要はないと思うんです。
その瞬間、一瞬でいいから『ありがとういい子だね!』の気持ちを、馬に向けてやるだけで。
その瞬間、貴方の気持ちは穏やかになり、一瞬チカラが抜け、馬にとってはリリースになるはずだから。

先達者は仰っています『扶助の回数=馬をほめる回数』って。

ちなみに、このような人馬の関係が壊れた場合どーなるか?
参考までに、年明け三が日後頃から『馬の小ネタ』で紹介してみます。
悪い例には興味モリモリかなぁ? (^^ゞ

2026年01月16日
初心者の方向け≠シリーズ 『平常心で乗る≠無心で乗る・前編』

今日の日中は、結構風が吹いていましたよ。
甲府気象台発表の北杜市・大泉の風速は5m程度でしたが
ここ明野では、風当たりが強いので、7〜8mだったのではないか?と。
土煙が時折あがり、辺りの木々はゴーゴーなっていました。
こんな日は、ウマが、ヤバいんだよなぁ〜ッ! って、
皆さん思うし、当然アッシも思います。

で、一転、放牧場の馬たちに目を向けると、結構、のほほぉ〜ん、としています。
そーなんです、強風だからって常にウマたちがバタバタしている、っていう訳じゃぁ〜
ないですよね。
なにかのきっかけで、突発的に、大きな動きをウマがしちゃう。
ケツっパね、横っ飛び、猛ダッシュ…
それがいつ起こるかわからない。。。

でも、それって、風が強くなくても起こりませんか?
ただ、起こる確率が格段に違う。
だから、いつ起こるか?いつ起こるか?って、
ライダーさんは思い、ビクビクし。
そして、インストラクターさんからアドバイスが飛びます。
『平常心で乗ってください!ライダーさんがビクビクすると、馬に伝染しますヨッ!
さらに馬はビクビクしますヨッ!!』って。

その声を聞いた貴方、さて、どーーー思いますか?
『ビクビクするなって言ったって、じゃぁ〜どーすればいいの?
怖いものは、怖いじゃんッ!』

どーーーすれば、いいのか?
お経唱えながら、心静かに無心無我で乗ればいいのかなぁ〜???
…天災は、馬が暴れるのは、忘れたころにやってくる、、、じゃぁ〜どーすればいいのか?
次回以降続きます。

2026年01月17日
初心者の方向け≠シリーズ 『平常心で乗る≠無心で乗る・中編』

『備えあれば、憂いなし』 なんて諺がありまして。
いつ起こるかわからない災難に対しては
常に、災難対策・対応のシュミレーションや練習をすれば、
突然その時が来ても、落ち着いて行動できるわけですな。

だから、馬の場合もそーすれば、いい訳です。・・・が。
いったいどーやって練習すれば?予行練習すれば?いーの???
まさか、どなたかが乗っている最中に、
馬場に立っているスタッフが急に、追い鞭を振り回して

馬をビックらさせて、人工的に危機状態を作り出すわけにもいかんのですよね。
人馬ともに不幸なだけです。
だから、疑似体験にすればいいんだと思います。
馬がビックらして、イレギュラーすることで、
ライダーさんが落馬する、その場面が予想されるから、ライダーさんはドキドキする。
だから、そんな状況になって、馬がイレギュラーしても、
落ちないライダーさんになる。
落ちなければ、ドキドキしない。
言葉は簡単。

疑似体験をどうやって、ライダーさんは経験していけばいいのかなぁ???
アッシの考えは、次回の最終回で。
(このウマ、別に、暴れるウマじゃぁ〜、ないですぜ (^_-)-☆)

2026年01月18日
初心者の方向け≠シリーズ 『平常心で乗る≠無心で乗る・後編』

ジェイって言う名前のウマ、風が強い冬場に弱いんです。
常歩していても、急に2,3完歩、速歩になっちゃう。
そんな時、平常心で乗っていれば、
落馬などのトラブルを予防できますョって、言っているわけですが。
平常心で乗っていれば。
そのためには、シュミレーションと対応した練習が必要すよ、そして、
その前に、予測することも、って。

どんな練習をするのか?
まずは、基本中の基本、バランスで馬に乗るってこってす。
手綱につかまったり、鐙を踏ん張っていたり、鞍をガッチリ挟み込んでいたり
(障害飛越は、脇に置いておきます…だから、落ちる危険性が高いともいえるけど)
バランスが崩れるから、落ちる、そーゆーことです。
次、ライダーの重心を上げない、下げたまま。
乗っている時は、常に常に、重心が下がるようにイメージします。
つまり、コブシや脚(ひざから下)を上方向に使うことは、極力しない。
重心が上がると、バランスが崩れやすいです。
手綱を持つときは、上腕の力は使いません。使うと、コブシが上がります。
そして、最後に。
常に、小さなトラブル発生を予見し、感知し、即対応できるマインドにしておく。
これは、どーゆーことか?
大トラブルの前には、前兆・小さなトラブルが、ほとんどの場合起きます。
それを察知できる感性と対応力を身に着けていけば、大体のことは怖いものなしです。
『ダムの決壊は小さな穴から始まる、小さな穴の時に修復できれば、決壊しない』
例えば普段からできること。
一つ目。
馬に突っ走られたとき、ナニするパターンは、
全身に力が入って硬直し、前傾姿勢になって、斜め前・横にナニします。
普段から、速歩発進・駈歩発進の時に前傾(または後傾)しないで
馬の鉛直上に体幹を維持することに気を配れば、いいのではないか、と。
二つ目。
馬がよく駄々こねるパターン、隅角とかで内側に入る。
内方にヘンに馬が体重移動した瞬間に
壁の内方手綱・脚を即出動できるように意識・準備する。
三つ目。
風の影響にビックらこいて走るパターン。走る前に、外方上方に首が上がります。または馬体が沈む。
その瞬間、手綱を持つわけですな。決して引っ張らない、繋ぎ場のチェーンです。
つまり、馬の前兆の動作に対応して、コブシとキャクが自由自在に動かせれば
いいんです。それはまさに、普段の練習なんです。

馬が大トラブルに至る前には、前兆すなわち動作・体重移動などが、
ほぼ必ずといっていいほど起きます。それをまずは感知する。
で、それ以前にトラブル発生を予測することも必要です。
(但し、トラブルが起きていないのに先回りしれはいけません)
それを感じ取り、即対応できるライダーさんを目指しましょうよ!

それが少しずつでも出来るようになると、それがフツーのことになり
すなわち、平常心で乗っていられるってことになります。無我無心ではできません。

アッシも、少しずつ努力しています、平常心で乗れることを目指して。

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