『無』から『有』を造る、というと、
錬金術師か?と、昔は思っていましたが、なんのなんの、
今では、巷の数多の『クリエーターさん』たちが、頭をひねりながら、ご活躍されています。
でも、似たようなものが全くない状態から、全く新しいものを作り出すのは、今でも難しいかな、と。
その礎となる研究が、あったのか?なかったのか?それはさておき。
みなさん、覚えていますか?
この日記に以前登場した、『小鯵の南蛮漬け』のおじいさん。
おじいさん、若い頃は、某県警の本官さんだったとかで、
道路交通規制の担当をしていた時代、上司と戦って次の二つを初めて、管内に導入したらしいです。
おじいさんの昔話に付き合ってくださいな、『無』から『有』のお話。
それまでの常識やルーティーンからの脱却は、難しいもんです。
(ウマをはじめ動物だけでなく、ニンゲンもルーティーンが大好きなんですッ!)
まずは問題点。
管内のど真ん中を交通量の多い(甲府市より人口が多い街ですぜ)片側2車線の国道が貫いており、
常に渋滞と事故に悩まされていた、なにか対策するにも金がない。
そこで、若かりし頃のおじいさんは考えた、今までの方法では、ダメだねッ。
そして出した結論は
- 映像のような、ゼブラゾーンを中央分離帯の代わりに導入した(分離帯の製作・維持管理は金がかかる、ゼブラなら格安)
- 信号機を変えた、、、『青・黄・赤』の下に『左・直進・右』の矢印をつけた6段階方式の信号を、管内の件の国道の端から端まで並べた
そしたらね、中央分離帯に突っ込むやつもいないし、渋滞も事故も減ったんだって。
今、その場所に行っても、そーなってます。
もともと、ゼブラゾーンはあったし、そんな信号もあった。
でも、活用方法が違っていた。
ある意味『無』から『有』の昔話。
ついでに、明日は、アッシの『無』から『有』のお話を。
ノットご期待 (*_*;
冬場はヒマなもんで。。。