『無』から『有』を その1

『無』から『有』を造る、というと、

錬金術師か?と、昔は思っていましたが、なんのなんの、

今では、巷の数多の『クリエーターさん』たちが、頭をひねりながら、ご活躍されています。

でも、似たようなものが全くない状態から、全く新しいものを作り出すのは、今でも難しいかな、と。

その礎となる研究が、あったのか?なかったのか?それはさておき。

 

みなさん、覚えていますか?

この日記に以前登場した、『小鯵の南蛮漬け』のおじいさん。

おじいさん、若い頃は、某県警の本官さんだったとかで、

道路交通規制の担当をしていた時代、上司と戦って次の二つを初めて、管内に導入したらしいです。

おじいさんの昔話に付き合ってくださいな、『無』から『有』のお話。

それまでの常識やルーティーンからの脱却は、難しいもんです。

(ウマをはじめ動物だけでなく、ニンゲンもルーティーンが大好きなんですッ!)

 

まずは問題点。

管内のど真ん中を交通量の多い(甲府市より人口が多い街ですぜ)片側2車線の国道が貫いており、

常に渋滞と事故に悩まされていた、なにか対策するにも金がない。

そこで、若かりし頃のおじいさんは考えた、今までの方法では、ダメだねッ。

そして出した結論は

  1. 映像のような、ゼブラゾーンを中央分離帯の代わりに導入した(分離帯の製作・維持管理は金がかかる、ゼブラなら格安)
  2. 信号機を変えた、、、『青・黄・赤』の下に『左・直進・右』の矢印をつけた6段階方式の信号を、管内の件の国道の端から端まで並べた

そしたらね、中央分離帯に突っ込むやつもいないし、渋滞も事故も減ったんだって。

今、その場所に行っても、そーなってます。

 

もともと、ゼブラゾーンはあったし、そんな信号もあった。

でも、活用方法が違っていた。

ある意味『無』から『有』の昔話。

ついでに、明日は、アッシの『無』から『有』のお話を。

ノットご期待 (*_*;

冬場はヒマなもんで。。。

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