初心者の方向け≠シリーズ 『踵を下げる≠足を突っ張る≠鐙を踏む』・前編

ニンゲンは、サルだった頃からの刷り込みなのでしょうか?

本能的に足の指で、ナニかにつかまろうとしませんか?

安定感を得ようとか、して。

例えば、揺れる電車内で立っていると、地面をつかもうとして、

足の指の付け根〜指先に力が入り、

自転車のペダルや、下駄の鼻緒や、サンダル、ツッカケを逃がさないために

足の指先に力が入れる。

勝手に動いちゃう、力が入っちゃう。

でも、乗馬でそれをやってはアカンのです、最悪の乗り方。

前のめりになって、危険なんです。

 

馬に乗り出した頃、インストラクターさんから

『踵を下げてくださいねッ』って、ヒツコク言われましたよねぇ?

   …アッシは、こーは、まず言いませんけどねぇ

これは、前述のごとく勝手に下がっちゃうツマサキを牽制するためですよ。

   …アッシは、つま先が下がっていますよ、足先に力が入っていますよ、とは言いますけどねぇ

足裏は、ただただ、鐙の上に置いておけばいいんです。

足裏は、鐙より低い位置にあるはずです。だから、脱力して足裏を鐙に置いておけば

勝手に、踵は下がるんですよ。

 

足(ふくらはぎ〜足首・所謂脚)に力を入れて、突っ張って、踵を下げていると

百害あって一利なしです。

何故でしょうか?

それは、次の中編で。

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