以前、同年代のご近所さんから
『〇〇商店の刺身盛り合わせは地味に旨いョ、電話で注文すればOK。
うちはカミさんと二人分を二千円でやってもらっているんだけど、
リーズナブルで結構食べ甲斐あるし、今度、頼んでみろし』
って、アドバイスを戴きました。
地味に旨い刺身の盛り合わせがある店は、地味な某所にあるようなのですが、
アッシはその店の存在すら知らなかった。車で10分程度の場所。
で、アッシはネット検索したところ、地味に連絡先だけありました。
で、電話しましたよ。
『刺身の盛り合わせ3人分を3千円で、お願いしたいんですけど。
白身が多い方がいいなぁ』って。
そしたら、電話に出たおばちゃん、
『3人分なら、2千円で十分だよ。あぁ、白身がお好きなんだね、で、いつ?』って。
アッシは
『明日の16時頃取り行くよ』って言ったら
『明日水曜日は休みだけど、お店開けて待てるから。お名前は?』って。
アッシは、フクダです、っていったら、
『あんたもフクダさんかッ!』って。
実は、ご近所に、福田姓が固まっている集落があるんですよ。
お休みの日にわざわざお店開けていてくれて、しかも、2千円でいいって。
どんな『地味に旨い刺盛』が出てくるのかなぁ〜?!楽しみだなぁ〜 って、いそいそと翌日定刻に取りに行きました。
一抹の不安は、『お休みなのに少しばかりの魚をわざわざ仕入れに行ってくれたのか?』って、ことで。
お店は地味な、昔ながらの個人スーパー3歩手前って感じ、生活雑貨のよろず屋さん。
むむむ、と思いながら、半開きのシャッターをくぐったところの脇に、レジカウンターがあり、
おばちゃんが待ち構えていました。
カウンターの上には、刺身皿入れ用のレジ袋に入ったモノが。
見た瞬間、アッシはとっさに思いました。
『これ、別のお客さん用だな、お休みでもフツーにお刺身の注文があるんだな、、、
いや、待てよ、、、
他に、似たようなものが置いていないし。。。アッシのは冷蔵庫の中かな?』
おばちゃんは、ニコニコしながら、これを差し出し
『はい、2,200円ね、消費税付くから』って。
アッシは、一応言ってみました。
『これ、赤身じゃぁ〜ないの?』
おばちゃん、胸を張って
『白身の美味しいところだョ、食べてみろし』って。
あぁ〜、流石ネイティブ・ヤマナシン、一人当りのマグロの消費量が日本屈指の県。
生のマグロが柵ではなく、切ってあってそれらしく並んでいるのが、
『刺身の盛り合わせ』なんだなぁ〜って。
ちなみに、おばちゃん最後に付け加えていったのは
『まだ少し凍っているかもしれないから、帰った時には冷蔵庫に入れないで出しておいた方がいいョ!』
あぁ~、、、この時間帯からは冷蔵庫の中も外も、あんまり温度が変わらんけどなぁ〜と、アッシは思ったりして。
山梨に腰を下ろして、そろそろ満18年。
少しネイティブ・ヤマナシンの機微がわかってきたような、
乗馬より難しいと感じたような、
今日この頃・新年早々の出来事でした。
注:〇〇しろし っていうのは、方言で、〇〇してみなよ、って、こってす。
代表的なのが、お店の名前にもなっている『よってけし』で、
『よっていきなよ』っていう意味です。




