初心者の方向け≠シリーズ 『車のハンドル捌き≠手綱捌き・その4・最終回』

車の運転では、ハンドルを回すことによって

前輪の角度が変わることによって、進む方向性が決まっていきますが、

馬の誘導では、手綱は馬が進むべき方向をガイドする役目で、

ハミが左右いずれかの口角にソフトタッチなテンションをかけることによって

馬へ方向性をより確実に伝えることができるのですが、

根本的に馬に進むべき方向性を伝えるのは、脚の役割です。

左脚が馬体に触れて、右脚が馬体に対してフリーだったら、

馬は、右に寄っていこうとします。(違和感からの逃避)

 

内方手綱は、車の運転で言えば、ウインカーのレバーを操作する程度。

右カーブ切るのにハンドル廻すための左腕は、乗馬で言えば左脚になります。

外方手綱で、外側のガードレールをしっかり作る。

って、ことで、初心者の方は、内方手綱を使いたくなったら

手を大きく動かしたり、必要以上に力を入れることをグッと我慢して、

外方手綱と、特に外方脚、に素早く出動命令を出してみてくださいませ。

 

馬に輪線に乗ってもらう(曲がってもらう・直径20m程度以上の輪線=R20以上)為に必要な操作は

外方脚75%(方向性の問いかけ)、外方手綱15%(口・首・肩のガイド)、

内方手綱(きっかけつくりと口・首・肩のガイド)6%、内方脚(方向性の問いかけ)4%程度、

って感じだと思っています。Rが小さくなると、話はもう少し複雑です。

 

そして特筆すべきは、車のハンドルは手を離すとタイヤの向きは直進になってしまいますが

馬は、輪線に載ったら、手綱をニュートラルに戻しても

その輪線の方向性を維持することが可能だということです。

馬が輪線に乗ったと思ったら、どんどんリリースして、馬をほめてあげましょうぞ。

 

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